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TRUE DETECTIVE/二人の刑事
 
春に見た海外ドラマ「TRUE DETECTIVE(トゥルー・ディテクティブ)/二人の刑事」が最高に面白かった。

なにか評判を聞いたり調べたりしたわけではないんだけど、たまたま見たこのオープニング映像に直感的に感じるものがあり、ちょうどHuluで全話配信されていたので一気に見てしまった。



アメリカ・ルイジアナ州の田舎町で女性の変死体が発見され、州警察のハート刑事とラスト・コール刑事が事件を担当するが、悪魔崇拝を思わせる宗教的儀式によって殺害された猟奇殺人事件であり、捜査は難航。やがて2人は自分たちが見て見ぬふりをしてきた売春、麻薬、そして宗教という街の暗部を覗き込んでいくことになる。

というストーリーで、優秀な刑事であり良き家庭人でありながら不倫を繰り返すハート刑事をウッディ・ハレルソン、真面目すぎることを揶揄されるほどに堅物で他人を寄せ付けないラスト・コール刑事をマシュー・マコノヒーという、真人間から悪役、変人までこなす超演技派の親父俳優が演じる。


このドラマの面白さは、骨太な刑事ドラマとともに、女性関係によってハートとラスト・コールが破滅していくノワール調の人間ドラマが展開されていくところにもある。
事件が発生したのは1995年でありながら、17年後の2012年にすでに刑事を退職した2人が再び警察へ協力する形で当時の捜査内容を説明する回想によってストーリーは語られていく。事件の結末もさることながら、パートナーであったはずの2人はなぜ刑事を退職し、決別したのか。そして、なぜ今になって当時の捜査内容を警察は求めているのか。
そこに2人だけが知る事件の顛末と隠され続けてきた秘密が重なりあうことで、ハードボイルドかつノワールな人間模様が浮かび上がってくる。


全8話の中編シリーズながら、第3話の最後の「夢と同じだ。最後にはモンスターが現れる」というセリフとともに現れる“モンスター”の存在、第4話での決死の潜入捜査、第5話での“モンスター”との対決は異様な盛り上がり。
ただ、その盛り上がり方が異様すぎて、第6話から最終話にかけてはちょっとしりつぼみに感じてしまったのも事実。正義や信念よりも“落とし前”をつけるための戦いが始まるのは熱かったけど。

出演者や設定も一新した第2シーズンの「TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス」もあるけど、そっちは国内外で面白くないと評判なので、まだ見てない。

しかし、HuluやNetflixは便利ねえ。
 
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【2016/08/13 16:49】 | 映画感想 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
携帯スーファミ

届いたことで思い出したくらいにはすっかり忘れてたけど、「Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション」を買った。


中身は普通のNew3DS LLなんだけど、外観のデザインをスーパーファミコンにするだけでこんなにもときめくとは…。
外箱まで同じように再現されてるし。


現状、私はPSN+で配信されるタイトルをPS3とPSvitaで遊んでるだけだから、この3DSもドラクエ11かバーチャルコンソールで大貝獣物語あたりが発売されるまでは待機だろう。

でもね、やっぱり「スーパーファミコン」は見逃せないのよ。
ファミコンでもゲームボーイでもプレイステーションでもセガサターンでもなく、スーパーファミコン。この愛情と記憶は遺伝子レベルで刻まれてるからね。


20年前の私に教えてあげたい。
未来の世界ではスーパーファミコンを携帯して持ち運べる上にカセットまで必要無くなるぞと。

【2016/08/04 21:05】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
両手を合わせて拝め!巨大なものはすべて神様だ! 「シン・ゴジラ」
気がつけば7月も終わってしまったけど、とりあえず「シン・ゴジラ」の感想を簡単に。



今回のゴジラは「現在の日本に本当にゴジラが現れたらどうなるのか」という災害シュミレート映画であり、特に政府や自衛隊の動向に重きが置かれている。
なので一般市民の被災やドラマ要素は薄く、大半が政治家と自衛官のストーリーで展開されていく。

庵野総監督が徹底したリアリティを求めたことにより、各部署の各担当者が専門用語満載の会話で矢継ぎ早に情報交換していく。とにかく登場人物や組織が多いので、字幕でこの人はどこの誰とパパッと説明されるものの、会話に関しては字幕があっても追いきれるのか不安になるほどの台詞量と早口で、まさに情報量の洪水状態。
しかし、その洪水状態によって全ての状況を把握しきれない混乱と焦燥感は登場人物の誰もが抱いているものであり、それを観客もリアルタイムで共有できる心地よさがある。
同時に、それらは一つの決定を下すのに複数の組織や担当者を延々と通さなければないない“お役所仕事”を可視化して映像化したものなので、ブラックジョークとしても笑える部分があり、テンポのいい編集も相まって間延びは感じられない。

また、恋愛や家族愛といった要素も皆無で、ひたすらに状況打破に向けた各自の奮闘のみが描かれる。それぞれの人となりを示す過去のエピソードなども無く、「対ゴジラ」という極限状況下で表れる人間性がそのままキャラクターの骨格となり、特に後半からは「この人たちなら必ずやり遂げてくれる。頑張れ!」という期待感を観客に抱かせるほどの行動と決断を見せてくれる。それは災害大国に生きる我々の一つの理想にも思える。人はこんなにも強いのだと。


だが、今回のゴジラは太い下半身、短い腕、長すぎる尾と、自然淘汰とは違う異常な進化によって生み出され、核の脅威だとかも超えて、まさに世界を終わらせる悪魔のような存在として出現する。異様に小さな目を擁する顔からは表情が読み取れないために感情も感じられず、生物としての意思が見受けられないことがそれに拍車をかけてくる。

特にゴジラの代名詞である放射熱線が放たれる場面は単に街が破壊されるのではなく、凄まじい高揚感と悲壮感により「ああ…このまま世界は終わってしまうのだな…」と本当に思えてしまうほどの大破壊が繰り広げられる。
かつてパシフィック・リムに対して樋口監督が“怪獣にも魅せ方がある”と苦言を呈したけれど、それに対抗しうるとんでもない一撃をぶちかましてきた。庵野総監督と樋口監督の怪獣に対する偏愛的で変態的な愛情が炸裂し、「巨神兵東京に現る」で語られた“畏れこそが神の本質なのだ”という言葉がついに映像化された。世界を終わらせる炎が、たしかにそこにあった。


庵野総監督をはじめ主要スタッフはエヴァンゲリオンの制作陣で固められているので、随所にその影が見え隠れするどころか明らかに確信犯である部分もある。しかし、そもそもエヴァンゲリオンが特撮作品や怪獣映画から強い影響を受けているので、これはリバース・エンジニアリングに近いのではないかと思う。
ゴジラを見た庵野総監督と樋口監督がエヴァンゲリオンを作り、エヴァンゲリオンから抽出された要素でゴジラを作る。だから、このゴジラの中にエヴァンゲリオンが見えるのは当然のことであり、そう評するのも正解になる。それでも、そこで生み出されたのは特撮作品であり、怪獣映画であり、庵野総監督が目指した「面白い日本映画」だった。

庵野総監督は今だからこそできる一度きりの挑戦という想いで引き受けたそうなので、続編や新作があるのかは分からない。けれど、これがきっかけとなって怪獣映画の復活、そして庵野総監督と樋口監督による「ウルトラマン」が生み出されることになったら、とても嬉しい。
 
【2016/07/30 18:53】 | 映画感想 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
個人の善意の集積は国家の支配を超えるのか 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
「キャプテン・アメリカ」シリーズ第3作にして、マーベル・シネマティック・ユニバース:フェーズ3の最初の作品となる「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を29日に初日初回で見てきた。
連休初日ということもあって、朝9時前の上映回でも400人規模の巨大なIMAXシアターの半分以上が埋まる盛況具合にちょっと嬉しくなった。




以下、感想

(明示こそしていないものの、それとなくネタバレしている部分もあるので未鑑賞の人は注意。
書いた本人が読み直すと、性善説に基いて書かれている印象)
 
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【2016/05/03 17:42】 | 映画感想 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
札幌大決戦

今年は何となく行ってみようということで十数年ぶりに札幌雪祭りに行ってきた。
もちろん一人で。

行ったところで雪像が沢山あるというだけなので、むしろ降雪地帯の住民にとっては悪夢のような場所なんじゃないかと思いつつ、売店を中心にウロウロ。雪像はほとんど見てない。

でも話題になった進撃の巨人はブログ用にと写真撮っておいた。


私はもともとTシャツ収集がしたかったんだけど、プロレスでは定番グッズだからどんどん加速して、今では着てないけどとりあえず買っておくという状態になっている。というか、着た上で相手に見せてこそだから厚着する冬には無意味よね。

でも、今回の雪祭り会場で発見したのがこちら。

何というか、俺のためにありがとうだよね。久々にどこで着たらいいんだと思ったよ。パンチ力はすごいんだけどね、札幌市民が札幌でこれ着たら拳を骨折するレベルだよね。

実は雪祭り会場で見かけたのはこれの白で、売ってる売店を探して会場(つまり大通公園)を一周してまで探したんだけど、あらためて実物を見ると白だと安っぽく見えてきて、結局テレビ塔の売店まで戻って黒を購入。
そこで気がついてしまった。イラストも二種類あったのだ。そちらは時計台の代わりに熊が超巨大な鮭を抱えている。しかもテレビ塔には無かったのでまた会場を回らなくてはならない。

その時、私は思った。
「そもそも、そこまでして手に入れたかったものなのか」と。
すでに私の拳は砕け散っていたのだ…。


いやしかし、Tシャツ収集にもご当地Tシャツというジャンルが加わったのはありがたい。しかも、あえて超地元のTシャツである。
北海道各地の地名が目一杯書かれたものも素敵だった。あれも二種類あったからどちらもほしい。

ただ、問題なのはプロレスも含めやたらと黒地のものが多いこと。オタクにとって「黒は無難」は合言葉のようになってるけど、それにしたって買うものすべてが黒なのも…。
さっき注文したプロレスTシャツも黒なんだけどね…。

【2016/02/09 20:05】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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