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携帯スーファミ

届いたことで思い出したくらいにはすっかり忘れてたけど、「Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション」を買った。


中身は普通のNew3DS LLなんだけど、外観のデザインをスーパーファミコンにするだけでこんなにもときめくとは…。
外箱まで同じように再現されてるし。


現状、私はPSN+で配信されるタイトルをPS3とPSvitaで遊んでるだけだから、この3DSもドラクエ11かバーチャルコンソールで大貝獣物語あたりが発売されるまでは待機だろう。

でもね、やっぱり「スーパーファミコン」は見逃せないのよ。
ファミコンでもゲームボーイでもプレイステーションでもセガサターンでもなく、スーパーファミコン。この愛情と記憶は遺伝子レベルで刻まれてるからね。


20年前の私に教えてあげたい。
未来の世界ではスーパーファミコンを携帯して持ち運べる上にカセットまで必要無くなるぞと。

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【2016/08/04 21:05】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
札幌大決戦

今年は何となく行ってみようということで十数年ぶりに札幌雪祭りに行ってきた。
もちろん一人で。

行ったところで雪像が沢山あるというだけなので、むしろ降雪地帯の住民にとっては悪夢のような場所なんじゃないかと思いつつ、売店を中心にウロウロ。雪像はほとんど見てない。

でも話題になった進撃の巨人はブログ用にと写真撮っておいた。


私はもともとTシャツ収集がしたかったんだけど、プロレスでは定番グッズだからどんどん加速して、今では着てないけどとりあえず買っておくという状態になっている。というか、着た上で相手に見せてこそだから厚着する冬には無意味よね。

でも、今回の雪祭り会場で発見したのがこちら。

何というか、俺のためにありがとうだよね。久々にどこで着たらいいんだと思ったよ。パンチ力はすごいんだけどね、札幌市民が札幌でこれ着たら拳を骨折するレベルだよね。

実は雪祭り会場で見かけたのはこれの白で、売ってる売店を探して会場(つまり大通公園)を一周してまで探したんだけど、あらためて実物を見ると白だと安っぽく見えてきて、結局テレビ塔の売店まで戻って黒を購入。
そこで気がついてしまった。イラストも二種類あったのだ。そちらは時計台の代わりに熊が超巨大な鮭を抱えている。しかもテレビ塔には無かったのでまた会場を回らなくてはならない。

その時、私は思った。
「そもそも、そこまでして手に入れたかったものなのか」と。
すでに私の拳は砕け散っていたのだ…。


いやしかし、Tシャツ収集にもご当地Tシャツというジャンルが加わったのはありがたい。しかも、あえて超地元のTシャツである。
北海道各地の地名が目一杯書かれたものも素敵だった。あれも二種類あったからどちらもほしい。

ただ、問題なのはプロレスも含めやたらと黒地のものが多いこと。オタクにとって「黒は無難」は合言葉のようになってるけど、それにしたって買うものすべてが黒なのも…。
さっき注文したプロレスTシャツも黒なんだけどね…。

【2016/02/09 20:05】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「70億人に1人くらい存在しても不思議ではない」に秘められた可能性
「キャプテン・アメリカ」シリーズの第3作「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」の予告映像が公開された!!



コミックでのシビルウォーの内容を簡単にまとめると、
「若手ヒーローチームの失態により、数百人規模の一般市民が犠牲となる事故が発生。これにより世論は超人類の法的抑制を求める方向に加速し、これまでヒーローとして活動してきた超人さえも一般市民から暴行を受ける事態にまで発展する。
そこで素顔と本名を公開することと引き換えにアメリカ政府に認可された公的なヒーローとして活動できる超人登録法が発案されるも、アベンジャーズを始めとするヒーローだけではなく悪党超人までも巻き込んだ対立が生まれ、アイアンマンを中心とする推進派とキャプテン・アメリカを中心とする否定派に二分されてしまう。そして、ついに超人たちによる内戦(シビルウォー)が勃発する」
というもの。


ただ、予行映像を見れば分かるように映画版はかなり内容を変えてきているみたい(前作の「ウィンターソルジャー」がすでにそうだったけど)。
どうやら映画版では、若手ヒーローチームではなくキャプテン・アメリカ自身が市民に多大な犠牲を出してしまう状況を生み出してしまい、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」での内容も含めて、超人登録法ではなくアベンジャーズの責任を明確にして法的に拘束する展開になるらしい。

そこで登場するのがウィリアム・ハート演じるアメリカ軍のロス将軍。「インクレディブル・ハルク」以来、実に8年ぶりの再登場。

超人類という存在に懐疑的で否定的なロス将軍
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「エイジ・オブ・ウルトロン」で壊滅したソコビアの名前を与えられた“ソコビア協定”!?
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アイアンマンが推進派でキャプテン・アメリカが否定派という関係性は変わらないようだけど、トニー・スタークはウルトロンを開発してしまったという自責があるからそれも仕方ないだろう。

その上で二人の対立を深める原因がウィンターソルジャーことバッキー・バーンズという噂。
バッキーが指名手配されていることに加え、事故死とされていたトニー・スタークの両親の死の真相が実はウィンターソルジャーによる暗殺だったのではないかという疑惑により、親友である彼を守ろうとするキャプテン・アメリカと、両親の仇である可能性を見出してしまったアイアンマンの戦い。
キャプテン・アメリカ「許してくれ、トニー。彼は僕の親友なんだ」
アイアンマン「私たちもそうだった」
これは悲しいね。

キャプテン・アメリカ&ウィンターソルジャー vs アイアンマン!!
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アイアンマンのアークリアクターをつかむウィンターソルジャー!!
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もう一人の親友 ウォーマシンことローディが大変なことに!?
(コミックではゴライアスという巨大化能力を持つヒーローが戦死しているが、はたして…)
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そして、ウィンターソルジャー追跡のために参戦すると言われているキャラクターがもう一人。
それが初登場となる新ヒーロー「ブラックパンサー」!

ヤヴァイ!
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超カッコイイ!!
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ブラックパンサーの正体はアフリカのワカンダ王国の国王ティチャラで、超人的な身体能力、天才的な頭脳、善意と良識ある精神、キャプテン・アメリカの盾の素材となった超金属ヴィブラニウム製の装備を持つという完全無欠なヒーロー。ただし、国王なのであまり自国から出られないという制約はあるけど。
ブラックパンサーもまた先代王である父ティチャカをウィンターソルジャーに暗殺された疑惑からこの戦いに介入すると噂されているけど、のちに宿敵となる悪役ユリシーズ・クロウが「エイジ・オブ・ウルトロン」にすでに登場していたので、その関連性も見逃せない。
また、コミックではヴィブラニウムは衝撃を吸収する特性があるだけで、キャプテン・アメリカの盾はヴィブラニウムと鉄との超合金なので破壊不可能な強度となったという設定なので、映画版のヴィブラニウムそのものやブラックパンサーの装備の設定は不明。でもカッコイイから無敵。超無敵。


私は実写作品における違和感のない超人描写は「生身で戦車と戦える」という基準にあると考えていて、そういった意味で前作「ウィンターソルジャー」からのキャプテン・アメリカの超人描写はかなり適切だと思っている。特にビルの高層階から地上に叩きつけられたり、爆風で吹っ飛ばされて走行中のバスに激突しても数秒後には立ち上がって全力疾走してしまう、「ケガして出血しているけど、これを生身で持ちこたえるなんてすげえ!」という“耐久力”の魅力。
そこから派生した「車より速く走れる脚力」も“逃走するウィンターソルジャーを追跡するブラックパンサーを追跡するキャプテン・アメリカ”という状況で見られるらしい。残像が見えるほどの速度では現実味が無いけど、車より速く走る速度なら「70億人に1人くらい存在しても不思議ではない」と思えてくる。
そう、この「70億人に1人くらい存在しても不思議ではない」という部分が重要で、飛行能力とか人類の根幹を超越したものではなく、人間としての基礎能力をある方向に特化させることで超人と呼ばれるようになることが、実写作品における超人描写のリアリティではないかと思う。

“全力疾走する姿がカッコイイ”って、アクション映画の死活問題よ
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コミックではスパイダーマンが素顔と本名を公開して推進派に参加するという衝撃的な展開があるけど、映画版では超人そのものを対象とした法案ではないようだし(そもそも、ほとんどの人物が素顔も本名も公開して活動しているし)、やはり映画は映画でオリジナルの展開になるのだろうな。新しいスパイダーマン(と言いつつ本格的なスパイダーマンになる前の私服改造コスチューム版)が登場すると言われているけど。

監督のルッソ兄弟と脚本のクリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリーは次はアベンジャーズ第3作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と担当するそうなので、期待値はすでにヴィブラニウム並に頑丈!!
 
【2015/11/26 18:19】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
極みの夏。

今年も札幌の北海きたえーるにて新日本プロレスのリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。
昨年に続き私はもちろん観戦に行った。

今年は過去最長の計28日間・19大会という過酷な内容で、総勢20名のレスラーたちが文字通り命を削って戦っている。



例年と違ったのは大会数が増えたことで一つの大会で行われる公式戦が減少したこと。昨年は大会の全試合が公式戦だったのに対し、今回は各大会ごとにAブロックとBブロックが交互に公式戦を行う形式で、公式戦が無い選手は複数人でのタッグマッチに出場という流れ。
開催地によっては目当てのレスラーの公式戦が見られない可能性があるものの、タッグマッチは次回大会で公式戦を行う選手たちの前哨戦となるように組み合わされていて、消化試合とはならずにすでに一触即発のバチバチの潰し合いが行われていたので、これはこれで面白かった。


北海きたえーるの会場全景


私の座席からの眺め。2階席の最上段だったけど全体が見渡せて見やすかった。


今年の目玉はやはりメインイベントの”現代プロレスの象徴”と呼ばれる飯伏幸太選手と”現代の新日本プロレスの象徴”となった棚橋弘至選手の頂上決戦。昨年も札幌大会で組まれていたけど開催2日前に飯伏選手の負傷欠場によって実現せず、1年越しの実現となったドリームマッチ。
飯伏選手は棚橋選手に関してファイトスタイルが似ているとかそういったことではなく、レスラーとしてのあり方や人としてのあり方に対して絶大な敬愛を示していて、それを「棚橋さんは神」の一言で表現している。だからこそ飯伏選手にとって棚橋選手は戦うべき存在であり、以前から対戦を要求していた。ゆえに決勝戦でもタイトルマッチでもない、これから過酷なリーグ戦が始まる開幕戦にも関わらず両者はとてつもない死闘を繰り広げ、観客も大熱狂した。

飯伏選手は今年の1月4日に開催された東京ドーム大会で中邑真輔選手と”いきなり今年のベストバウトが出た”と言われるほどの凄まじい試合を経験したことで、持ちうる引き出しをすべて開け放った後に発生する直感的なひらめきでの戦い方を体得したようで(本人は「狂う」と表現)、お馴染みのスワンダイブ(ジャンプしてトップロープに乗り、その反動でさらに大ジャンプする)式フランケンシュタイナーや、抱え上げた相手を顔面からコーナーポストに投げ捨てる槍投げなど、今回の棚橋戦でも危険極まりない攻撃を連発。
極めつけは中邑戦で使用した技を改良した新たなスワンダイブ式ジャーマンスープレックス。中邑戦では自身がトップロープに乗った状態からぶっこ抜き形式で崩れるように投げていたのに対し、改良版はセカンドロープに乗ったことで相手を一度中段まで引き上げ、そこから真後ろに完璧な姿勢でジャーマンスープレックスを決めるという、より殺傷力の増した内容に洗練されていた。

しかし、それでも棚橋弘至は立ち上がる。徹底した膝攻めで飯伏選手の動きを止めると、一つ一つの技を確実に決めて的確にダメージを与えていく。特に必殺技のスリングブレイドやハイフライフローは飯伏選手に全幅の信頼があるからこそ普段はやらないような高角度での攻めとなり、開幕戦にして欠場になるのではと思ってしまうほどに潰し合っていた。
そして飯伏選手が限界の状態で行ったスワンダイブ式フランケンシュタイナーは私の席から見ても失敗したことが分かるほど形が崩れていたものの、棚橋選手はあえて腕を絡めて自ら技を受けに行った。その瞬間に観客の声援や拍手は足踏みに変わり、地鳴りが起きるほどの大熱狂となった。

敗れた飯伏選手は起き上がれないほどのダメージだったものの、退場する際に棚橋選手へ一礼。棚橋選手もお互いに敬愛しつつも握手や抱擁をする間柄ではないことを理解していたからこそ、最後に「またな」という一言でこの関係は始まりに過ぎないと示した。
1月4日の東京ドーム大会で棚橋選手とのタイトルマッチに敗れたオカダ・カズチカ選手は退場しながら号泣した。プロレスは試合に負けても観客からの支持を勝者以上に得られたのならそれもまた一つの勝利とされる面もあるけど、飯伏選手もオカダ選手も棚橋選手を前にそのどちらも達成できなかったという想いがあったのではないかなと思う。それだけ棚橋弘至という人物が偉大で、たとえベルトを巻いていなくても人々の王者であり続けられるほどの存在にまで昇華されたということではないだろうかな。
でも、棚橋選手が退場の際に行うファンとの交流で無理にタオルを投げつけて汗を拭かせようとするのが目立ってしまったのがね…。棚橋選手が自分から受け取ったものならまだしも、床に落ちたものを拾わせたり、最後には全く関係ないタオルを顔面に投げつける悪ノリをする人さえいた(しかも中継映像にばっちり顔が映っている…)。試合も全力なら、ファンとの交流も全力で行う棚橋選手の善意を踏みにじられたようで、あれは残念だったな。


昨年の札幌大会は休憩時間に翌年の開催も発表されたけど、今回は何もなかった。昨年より500人ほど集客は減ったとはいえ、それは集計方法が変更されたことに由来するそうなので2大会連続で超満員であることは変わりないし、2016年のG1クライマックスも札幌大会で開幕するのか、それとも単発興行のビッグマッチが開催されるのか、非常に楽しみ。
 
【2015/07/21 14:34】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
OZアカデミー 札幌大会
 
7月の新日本プロレス「G1クライマックス札幌大会」に続く2回目のプロレス観戦は、女子プロレス「OZアカデミー」の札幌大会。
会場は札幌駅近くのテイセンホール。ボウリング場であるテイセンボウル内にある多目的会場で、同人即売会なんかもここで開催されたりしている。

テイセンボウルに入ってすぐのところにテイセンホールの入口があり、そこでチケットの販売をしていた。
料金は最後列となる自由席の3000円からで、1列ごとに1000円上がり、最前列席は6000円。当日券のみで前売りは無し。チケット自体もコピー紙に印刷しただけの手作り感あふれる物。

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17時からチケット販売開始で、17時半過ぎに開場。
リングを中心に四方にパイプ椅子が並べられ、料金に応じた列であればどこにでも座っていいという状況だった。

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ちょっと見えにくいけど、奥の階段を上ったところに選手控室の入口があり、試合の入場もここから行われた。ベテランおよびチャンピオン選手は赤コーナーなので中二階みたいなスペースを横切って左側の階段(この写真には写ってない)から時間をかけて入場、若手およびチャンピオンではない選手は青コーナーなのでそのまま右側の階段から入場という感じ。

今回の観客数はどのくらいかなあ。椅子の数を大雑把に計算してそこから逆算すると200~300人くらいかな?プロレス好きの男性が多かったようだけど、年配の人や小さい子供を連れてきてる人もけっこう見かけた。
ただ、入口から真っ直ぐ進んだところにある南側席と西側席がよく埋まり、逆に北と東側はかなり空席が目立っていた。選手が入場する時に真っ先に見えるのが北と東側の席だから、ちょっと残念だったんではないだろうか。

そして18時半過ぎに試合開始。
最初にリングアナから観戦における注意事項が説明され、名前を呼ばれながら出場全選手が入場。今回は北海道出身の中川ともか選手が代表のあいさつ。解散後、レスラーたちが慣れた身のこなしでロープをすり抜けて一斉にリングを降りていく光景がちょっと面白かった。


第1試合 アジャコング vs 旧姓・広田さくら
これは完全に「初めてプロレスを見る人のためのプロレス」だった。
広田選手がアジャ選手の入場コスチュームで登場し、リングに上がると同時にアジャ選手が「それ私のだろ!」とブチ切れそのまま5秒でフォール勝ち。しかし広田選手の懇願によって仕切り直しとなり、リングアナも「すみませんが、皆様もう一度お付き合いください」とアナウンスするなど、ほとんどコント。広田選手がギャグメーカーに徹し、バラエティ慣れしているアジャ選手がすぐに怒りのツッコミを入れ、観客からもけっこう笑いが起きていた。
一応アジャ選手が勝ったけども、試合後のマイクパフォーマンスで「久々に北海道で試合ができたのに、こんなものですみません。次の試合からはちゃんとしたプロレスが行われると思いますので」と謝罪。でもアジャ選手も広田選手から挑発された時に「私は観光して美味しい物を食べに来ただけなんだよ!」と言っていたり…。


第2試合 桜花由美 vs 星ハム子
第1試合ほどではないにしろ、これも初めてプロレス観戦する人に配慮した内容になっていた。
ヒール(悪役レスラー)である桜花選手には同じくヒールの西尾選手と紫雷選手がセコンドに付き、挑発や罵声に乱入とやりたい放題。星選手は一方的に殴打され投げ飛ばされていたけど、立ち上がる度に"セクシーポーズ"を決めて笑いが起きていた。それに対し西尾選手と紫雷選手は「おいデブ!」「何だあのデブ!」と連呼し、関節技をかけられた星選手がレフリーから「ギブアップ!?ギブ!?ギブ!?」と問われると「ノーギブ(アップ)!」ではなく「ノーデブ!ノーデブ!」と返していて、徹底した役作りが最高だった。
中盤では場外乱闘が始まり、パイプ椅子を弾き飛ばしながら場内を一周してくれたのも小さい会場ならではの魅力。


第3試合 中川ともか / 志田光 組 vs AKINO / 花月 組
前2試合で観客側も拍手や手拍子のタイミングを掴んできたこともあり、ここからは本格的なプロレス。技の攻防が断然素早くなり、お笑い要素は一切無し。投技でリングに叩きつけられ、胸や背中に強烈なキックが放たれる度にバチィーン!と痛ましい音が響き、それがお遊戯ではないことを証明してくれる。
タッグマッチゆえに交代して下がった選手は観客が少ない座席方面のリング下でうずくまりながらダメージや怪我の有無を確認していた。これは実際に会場に見に行かなければ知ることが出来ない要素。
ただ、天井が低い会場だったのでコーナーポストからの空中技はかなり大人しめ。たぶん跳躍力のある選手だったらぶつかる可能性もあったんじゃなかろうか。


第4試合 豊田真奈美 vs 小林香萌
90年代から活躍する大ベテランの豊田選手と、昨年デビューした超若手の小林選手による一戦。
小林選手は入場から大声で気合を入れていて、試合中もとにかくすべての掛け声がデカイ。全身がエネルギーの塊のように力の限りにぶつかって行った。しかし相手は女子プロレスのレジェンドといえる豊田選手。体つきも一回り違う上にほとんどの攻撃が軽くいなされていた。動きも迫力もある内容だったけど、それは小林選手が走り回っているからで、実際には豊田選手がそれをすべて受け止めることで成立していた。豊田選手は「バカヤロー!」と連呼していたけど、ただの挑発だけではなく指導者としての説教が込められていたのかもしれない。だからこそ、試合後にうずくまる小林選手に優しく声をかける姿がかっこよかった。


第5試合 ダイナマイト関西 / 倉垣翼 組 vs 尾崎魔弓 / 紫雷美央 組
今回のメインイベント。大ベテランの尾崎選手と関西選手が現在の女子プロレスを担う紫雷選手と倉垣選手それぞれと組む内容。尾崎/紫雷組はしなやかさと素早さ、そしてヒールとして乱入や凶器攻撃を得意とするのに対し、関西/倉垣組は完全にパワーファイター。特に倉垣選手は金色の鎧のようなコスチュームで完全に黄金聖闘士だった。
展開はこれまでの4試合をすべてまとめたようなもので、紫雷選手の挑発や罵声にはじまり凶器攻撃や場外乱闘も当たり前。それに対する倉垣選手は体当たりや投技など一目見るだけで説得力が生まれるパワーファイトを連発し、リングが軋むことも。中でもすごかったのは尾崎選手と紫雷選手をまとめて肩に担いだタワーブリッジ。ロビンマスクより強い。
試合は関西/倉垣組が勝利したけど、退場時に紫雷選手がツッコミに近い挑発をしていってレフリーも笑いをこらえていたような気がする。


第3試合後に約15分間の休憩を挟んで、21時前に終了。だいたい2時間くらいだった。
全体的にイマイチ盛り上がりに欠けたような気がしたけど、それは観客側が経験不足で拍手や歓声を入れるタイミングが分かっていなかったのも大きいと思う。最前列席から紙テープを飛ばすファンもいたけど、初観戦の人も多かったようだし、セコンドや運営スタッフとして参加してた選手が試合展開に合わせて観客にリアクションを求めて初めて応援が始まる状態だった。



会場内には運搬トラックが停車され、それを利用して入口から会場につながる廊下を作っていた。その廊下の出口に物販コーナーがあり、試合前には各選手が交代でグッズ販売とサイン会。
第3試合後の休憩時間には第3試合で戦った選手が試合のコスチュームのままサイン会を始めた。でもサイン会が終わらないうちに第4試合が始まり、選手が入場してるのにまだサインしていて、その辺のアバウトな感じも地方巡業らしさなのかな。
物販は基本的に選手本人が行って、購入するとサインと握手は無料だけど写真は別料金。大会ポスターは500円で、OZアカデミーの選手に限り無料でサインしてくれるサービスも。
私は実物の紫雷美央選手がめっちゃ可愛かったので1000円のポートレートを買ってサインと握手をしてもらった。試合後に自分で「紫雷選手がサインしてくれるよー誰も来ないなら帰っちゃうよーああ、体が痛い…」と試合中の徹底したヒールとは真逆の低いテンションで呼び込みしていたのも素敵だった。

写ってないけど右上に名前も入れてもらったよ
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しかし、華やかな選手たちとは裏腹に、「物販を選手本人が行う」ということをはじめ女子プロレスの現状の一端も見た気がした。
物販は収益が選手に直接入るシステムなのかもしれないけど、選手本人が販売するとともにお金の管理まで行っていて、大ベテランの豊田選手も自分で呼び込みをしていた。運営スタッフはいるけども、ほとんどが会場整備で手一杯だし、やはり7月に見に行った新日本プロレスは人気があるだけではなく団体としてもかなりの体力を有してるんだなと実感。
負傷欠場中の松本浩代選手は運営スタッフとしてリングの整備や掃除、出場選手の入場コスチュームの回収などを担当し、前半戦では第4試合に出場する小林選手、第3試合からは第2試合に出場した星選手、第4試合からは第3試合に出場した中川選手も試合のコスチュームの上にシャツを着ただけでその手伝いをしていた。大会終了後に松本選手は物販のほうでサイン会をしていたけど、星選手と小林選手は他の男性スタッフと一緒にリングの解体。
女子だけではなく男子プロレスも小さな団体では選手たちが会場の設営から撤収まで行うと言われているけども、元々の母体の大きさが違うとはいえ、同じ業界でありながら数千枚の前売り券が完売して当日券が発売できず来年はさらに大きな会場での開催が決定した新日本プロレスとの差というのがはっきりと見えてしまって、ちょっと寂しい気持ちにもなった。だからこそ、また札幌で開催されるのなら必ず観戦しようと思ったのだけど。


7月に北海きたえーるで開催された新日本プロレス「G1クライマックス札幌大会」
北海道では久々のビッグマッチとはいえ、6000人を超える超満員だった
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でも、やっぱりプロレスって面白いね。棚橋弘至選手が「プロレスは生き様を見せる競技」と言っていたけど、今回の大会は「どちらが勝つか」よりも「どちらが楽しませてくれるか」という部分で期待していたところも大きいし、そういった意味では各選手がレスラーとしての自身のキャラクターを明確化させて最後まで戦い抜いたことに生き様を見たと思う。
第1試合の広田選手は元々ギャグメーカー的な立ち回りを得意としているようだけども、観客がプロレスの観戦方法が分からず拍手や声援が起きない中で次の試合につなぐ盛り上げを全身全霊で貫いたのは素晴らしかった。第2試合の星選手も広田選手と同様に失笑が起きてもおなしくない状況の中で盛り上げ役を完遂したし、第3試合の中川選手は引退直前でこれが地元北海道での最後の試合という気合と感慨があった。第4試合の親子ほど年の離れた豊田選手と小林選手の戦いからは2つの時代がつながろうとする期待も感じられ、メインイベントでは女子プロレスらしい軽やかさとともに男子顔負けのパワーも見せつけられた。

男子は新日本プロレスを中心に再興が始まっているし、女子も選手の認知度が上がることで少しずつ盛り上がりを見せていると聞くから、このまま日本プロレス界全体が良い方向に向かってくれるといいな。
 
【2014/11/18 14:00】 | オタク的日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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