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偽りの英雄と呼ばれたけど筋肉があったから特に問題はなかったという昔話 「ヘラクレス」
 
昨今のアメコミ映画ブームと、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリーポッター」からのファンタジー映画の素養を掛けあわせたものが、最近多い神話や伝承の英雄譚映画(今年だけでも「ポンペイ」「ノア」「ドラキュラZERO」など)ではないかとも思ったり。
しかし、この「ヘラクレス」はドウェイン・ジョンソン主演という人選の時点ですでに勝利していたんだ。






おそらく予告映像では意図的にミスリードしているんだろうけども、「ヘラクレスが英雄としての力を疑われ、様々な試練を乗り越えることで本物の英雄であることを証明する」ではなく、実際には「英雄を自称していた賞金稼ぎとその仲間たちが国を救うことになり、結果的に英雄となってしまった」というもの。
なので、「ヘラクレスはゼウスの血を引く半神と言われているけど、実際にはただの人間で、しかし曇り無き善意と強靭な肉体で英雄となった。という内容が伝説の真相だよ」という扱いの映画。


ストーリーはヘラクレスが自身の(真偽不明な)英雄伝説をきっかけとして一国の危機を救うために傭兵として雇われるというシンプルなもの。
軍隊を率いたヘラクレス一行が移動する度に目の前に敵の大軍団が現れるも、頭部への激しい殴打によって蹴散らしていく。ヘラクレスの武器はハンマーのようなよく分からない太っとい鉄の棒。それをドウェイン・ジョンソンがぶんぶん振り回して手当たり次第に殴打していくという知能指数の低さがかえって快感となり、「人は頭を殴れば死ぬ」という原始的なアクションによって我々の欲求は満たされていく。しかも、この時のヘラクレスは伝説にある獅子の兜をかぶっているので「ライオンの顔を頭に乗せたドウェイン・ジョンソンが鉄の棒を振り回して人を撲殺する」という状態で、それを失笑せずに強大な戦士として納得できるのはやはり筋肉超人であるドウェイン・ジョンソンが演じているからなので、他のそれなりに鍛えてます系マッチョ俳優では無理。

また、ヘラクレスはその力量を疑われるところから始まり戦闘を通して相手を納得させていくけども、パンチ一発で人が5mくらい吹っ飛び、キック一発で馬車が弾き飛ぶんだから、もう半神とか関係無く最初から異次元レベル。それを目の前で見てもあまり信用されない展開は映画として歴史考証よりも重要な問題。筋肉考証がなってない。


ヘラクレス役のドウェイン・ジョンソンは筋肉の王国からやってきた筋肉が意思を持って歩き出した筋肉の大王様といえるくらいの筋肉超人なので、こういった腰布一枚の古代の英雄を演じるにあたっての視覚的説得力は抜群。さらには俳優としても現在のアクション映画の最前線でバリバリに活躍している人だから、もはや「ドウェイン・ジョンソンの躍動する筋肉が人を殴るのを見よ!」というくらいに潔く筋肉と筋肉、そして筋肉しか登場しない。

ヘラクレスには数名の仲間がいて常に全員で渡り歩いてきたけども、ヘラクレス役のドウェイン・ジョンソンが良くも悪くもドウェイン・ジョンソンでしかないので、劇中での肉体的存在感以外の部分はその仲間が請け負っている感じ。それぞれキャラも戦術も活躍具合も分けられているので、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのウォリアーズ・スリーよりずっと活躍してるし印象にも残る。
悪役も多数登場するけども、結局はそれらが退場する場面ではドウェイン・ジョンソンの躍動する筋肉が画面いっぱいに映し出されるので、結局は筋肉がすべて上書きしていく。


上映時間も100分と短く、説教めいた展開もないので、ただひたすらに敵を殴打するヒーロー映画として気軽に見られるという意味では最適の映画。
主人公と仲間たちの関係や展開も少年漫画のようでオチが読めてしまうけど、盛り上げるべき場面はしっかりと話も筋肉も盛り上がるので、日曜洋画劇場での放送だと思って見に行くと分かりやすいかも?
ファンタジー映画としての期待は捨てて、筋肉映画としてドウェイン・ジョンソンの応援に行こう。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2014/10/27 18:56】 | 映画感想 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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